さて、私は現在第2子を妊娠中です。おかげさまで妊娠6ヶ月に突入しました。
まだ結婚とかも考える前、自分の将来について、アトピーがひどい時は……
- 妊娠中のホルモンバランスの変化でアトピーの症状がひどくなるのが怖い
- ↑しかも妊娠中は使える薬も限られるんでしょ?
- それ以上に、自分のアトピー体質が遺伝したら子どもが可哀想すぎる
こう考えて、アトピーのある私が子を持つことは諦めよう。子どもを持たないのなら結婚も諦めよう。そう思っていました。
けれど、アトピーが寛解状態を維持できるようになったことで、当時付き合っていた夫とも結婚や妊娠を考えることができるようになりました。
アトピー寛解中の妊娠出産
そして迎えた第一子。
妊娠してまもなく、2週間に1回のアレルギー注射は4年経過を期に終了しました。「少し短いかな……」という思いがなかったわけでもありませんが、大きなお腹で1時間ほど運転して注射に行くこと、まぁ、それはともかくとして、産後、新生児を抱えて2週間に1回も、どうやって注射に行こうか……と悩んだ末の答えでした。
クラリチンの服用は産婦人科医からも問題がないと許可が降りたので、産前産後まで服用していました。
そのせいか、産前産後、ホルモンは大きく変動していたとは思いますが、お肌には何の影響もなく過ごすことができました。
毎日のように子どものよだれや鼻水、排泄物に触れる日々で、バクテリアの避けようがないことが心配の1つではあったのですが、これまでに培ったバリアが効いていたのかもしれません。
例え悪化しても、ドクターのリチェックを依頼すれば、適切な対策や治療法を教えてもらえるので、そこは最終手段としての安心感はありましたが。
子どものお肌の保湿
私のこと以上に心配だった子どもへの遺伝ですが、今のところ大丈夫そうです。
花粉の多い時期や乾燥の強い冬には耳が切れやすいですが、日々の保湿と少量のステロイドでやり過ごせています。
夫が私と違ってお肌強強人間なので、そちらが遺伝したかな……?と期待しています。
とはいえ、子どももホルモンの変動や成長に伴い、私から受け継いだアトピー体質がいつ目覚めるかわからないので、1番にやれることとして、新生児からお風呂上がりの保湿は欠かさず行っています。
新生児の頃はドラッグストア等で販売されている赤ちゃん用のスキンケア商品を使いました。
夏などの暑い時期は乳液タイプだと熱がこもるような印象だったので、ローションタイプに変えたりして、調整していました。
これも子どもの肌が敏感じゃなかったので、メーカーや成分にこだわる必要がなくて助かりました。
今は年間通してVaselineのクリームを使用しています。気温に合わせて量を加減したり、耳の付け根など乾燥の気になるところは白色ワセリンを塗るようにしています。
子どもの肌や虫刺されが悪化したときの薬の塗り方については、これまでの自分のアトピー体験からくる知識が役に立つことが多いので、何事も無駄にはならないなぁ……としみじみ感じました。
産後のアトピー事情
産後もホルモンの変動は大きかったのだろうと思いますが、前述したようにアトピーが悪化するようなことはありませんでした。
ただ、なかなか自分のために受診するということができなくて、クラリチンを途中からストップする事になってしまいましたが、それでもお肌は安定していてホッとしました。今はクラリチンは花粉の多い時期に服用するようにしています。クラリチンはネットでも買えるので、そちらで購入しています。
クラリチンとロラタジンは同じなので、お値段見て決めてます。
保険適用したほうが安いのだろうと思いますが、育児と仕事の合間を縫って受診し、診察代と時間をかけることを考えたら、まぁ、ネット購入でいいかな……と思っています。
お肌としては唯一気になるのは鼻の下の赤みとかさつきです。鼻の穴の下なのでバクテリアの温床だろうな……と思うのですが、なかなか改善しないな、と思っています。
痒みが出るほどではないので、リチェックには二の足を踏んでいますが、あまりひどくなるようならリチェックも考慮に入れています。
アトピーがなかなか治らなくてジプシー状態だったときと違い、今は最終手段を持っているような気持ちなので、心強さはありますね。安いものじゃないけれど、ジプシーしてたらきっと同じだけかかるんだろうし。
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