この記事は以前、はてなブログにて掲載していた記事を必要に応じて最新の現状を付け加え、再掲載しております。その際、元記事は打ち消し線で訂正してありますので、一度読んだことのある人もその後の様子がわかるかと思います。興味のある方はぜひもう一度再読していただけたらと思います。
Dr.マセソンの診察4回目
セルフケアについてはかなり褒めてもらえました。やったぜ!
そして初めに注射したステロイド薬の効果はもうなくなっているとのこと。そのため、今の肌は自分がセルフケアし、トリガーを除去、ラッシュ、抗ヒスタミンを飲んで予防して維持できているものです。すごーい。
あ、睡眠もとても大切。
Dr.はステロイドを注射したり、内服させることで、日本で塗りたくってきたステロイドのリバウンドまで緩やかにしていたんですね。そんな事できるんだ…。
「帰国後も調子良く過ごせると思うよ」という太鼓判も押してもらえて一安心。
アトピーの人はオーガニックの化粧品などを使う傾向にあるけれど、植物にトリガーの多いあなたはオーガニックなものを使わないように、と指示がありました。これも驚き。
オーガニックな美容院でシャンプーしてもらったあとはやけに頭が痒かったのは緊張から開放されて自律神経の関係で痒くなったのだと思ってましたが、単にそのシャンプーにトリガーがあったからなんですね。
フリーな日の過ごし方その3
ワシントンスクエアはウィンドウショッピングするのも楽しいので、何度も通いました。
フードコートに行って食べるのも楽しかったです。
子どものときにWOWOWで観たシンデレラのミュージカルがポートランドでも公演している事を偶然ネットで知ったので、コーディネーターに話してチケットを購入して貰いました。
残念ながら急遽帰国することになり、観れなかったのですが…
緊急帰国と治療の終了
渡米治療もあと一週間。肌の状態はかなり良好で、あとはポートランドを余すことなく堪能するだけと思っていた夜、父の訃報の知らせが届き、急遽帰国となりました。
数日前までスカイプで話していたくらい元気な父の急逝だったので本当に寝耳に水だったのですが、急な飛行機チケットの変更、処方される薬や注射液、明け方にも関わらずコーディネーターKとNが手早く手配してくださいました。
Dr.も「良好な経過なので最後の診察無しで帰っても大丈夫」と言ってくださり、バタバタなお別れの中、日本に帰国しました。
アトピーをコントロールし始めたばかりで、まだトリガーに対して不安定な私。飛行機や自宅、通夜、葬式とバタバタしたスケジュールと壊れそうなメンタルだったにもかかわらず、教えてもらったセルフケアといざというときのステロイド内服薬で悪化することなく乗り切ることができました。
思わぬ渡米治療の終わり方になりましたが、本当に思い切ってアメリカに行き、治療して良かったです。
普通の肌(少しの手入れとトリガー除去が必要だけど)を手に入れて自分が生まれ変わったような気持ちになりました。今はコロナウイルスの影響で渡航に制限が出ているため、オンライン診療に踏み切り、ラッシュはできないものの、アトピー患者の治療が継続できているそうです。お陰で渡米治療よりかなり安く受診できるようになっています。
コロナ規制の緩和によって徐々にDr.ともリアルに面談できる機会もできてきているようですね。海外旅行される方も増えているので、もとの治療スタイルに戻れるようになるかもしれないですね。
ただ、今回ポートランドという今まで縁のなかったところへ行くきっかけになったのも渡米治療して良かったと思えたポイントでした。(ほんと、いい街です。また行きたい)
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