息子の補聴器生活が始まりました。
補聴器をつけたら、聞こえるようになって、そのうち話せるようになるのかな。
私は最初、そんなふうに思っていました。
でも、息子には療育も必要だと聞き、通う場所を選ぶことになりました。
2か所を見学して、わが家が選んだのは、ろう学校に併設されている施設です。
決め手になったのは、保育園との連携と、家族の生活に合わせて通えることでした。
今回は、まだ療育に通い始める前の、選ぶまでの記録です。
補聴器生活が始まり、療育先を選ぶことに
補聴器でどんなふうに聞こえるのか、言葉はどう育っていくのか。
正直、まだ私自身、よく分かっていないことがあります。
ただ、見学した両方の施設の先生から聞いたのは、療育では家庭での関わり方を学び、それを家で実践していく、という話でした。
息子が通って何かを教えてもらうだけでなく、親も関わり方を学ぶ場所なんだな、と感じました。
候補の2か所を見学しました
今回、候補になったのは2か所。
どちらも市外の同じ市にあり、車で片道1時間20分ほどかかります。
週1〜2回通うことになるので、その日は保育園を休むことになります。
療育の内容に加えて、送り迎えも含めた一日の予定を考える必要がありました。
ここでは、見学した2か所を施設A、施設Bと呼びます。
以下は、見学時に私たちが説明を受けた内容です。
施設A:福祉の領域から、家族全体を支える場所
施設Aは、福祉の領域の施設です。
利用には受給者証が必要で、収入に応じた利用料も発生すると説明を受けました。
個別療育と集団療育があり、父親会や家族会も開かれているそうです。
子ども本人だけでなく、家族全体でその子を支えていく場所、という印象を持ちました。
見学は息子を連れずに来るよう案内があったので、夫婦で行きました。
施設B:ろう学校に併設された、教育の領域の場所
施設Bは、ろう学校に併設されています。
教育の領域で、利用料はかからないと説明を受けました。
こちらにも個別療育と集団療育があります。
集団療育は月2回。
3歳以降、保育園や幼稚園に通っている場合は、集団療育がなくなり、週1回の個別療育になると聞きました。
利用時間は施設Aより短めでした。
施設によって、90分だったり、2時間だったり、4時間だったりと、通う枠によって滞在時間も違います。
療育といっても、過ごし方や時間は同じではないんだな、と感じました。
ろう学校の見学で感じたこと
施設Bには、息子も一緒に見学に行きました。
相談室にはいろいろな玩具があり、息子は職員さんと楽しそうに遊んでいました。
ろう学校に通っている子たちの教室も見せてもらえました。
息子は扇風機ばかり探していましたが…笑
ろう学校には高校まであります。
今後、同じ難聴の子を育てるお母さんたちと関わる機会もありそうで、息子が成長した先の姿をイメージしやすいように感じました。
施設Bに決めた理由
担当の先生が、息子の保育園にも来てくれる
一番の決め手は、息子を指導してくれる先生が、息子の通う保育園にも足を運んでくれるということでした。
園での様子を見たり、保育士さんに関わり方をアドバイスしたりしてくださるそうです。
息子は普段、保育園で過ごしています。
その様子を担当の先生が直接見て、保育士さんと話してくれることは、私にとって大きなポイントでした。
施設Aの見学では、同じような訪問の話は出ませんでした。
福祉サービスの場合、相談員さんが間に入るのかな、情報共有はどうなるのかな、と気になっていた部分でもあります。
ただ、施設Aで園への訪問や直接の連携ができないと確認したわけではありません。
私たちが見学で聞いた範囲では、施設Bの連携の仕方が具体的に分かり、選ぶ理由になりました。
上の子の帰宅時間にも間に合うようにしたかった
もう一つは、利用時間です。
最初は、長い時間通ったほうが効果があるんじゃないかと思っていました。
でも、両方の先生から家庭での実践について聞いて、利用時間の長さだけで選ばなくてもよいのかもしれない、と考えるようになりました。
家で過ごすなかで出てきた疑問を、療育の時間に相談して解決していく。
そんな使い方もできそうだな、と思っています。
そして、わが家には小学1年生の上の子もいます。
片道1時間20分の移動に、療育の時間が加わります。
滞在時間が長いと、上の子の帰宅に間に合わないことが出てきそうでした。
まだ1年生なので、鍵を持たせて一人で留守番させるのも不安です。
息子の療育と、上の子の帰宅。その両方を考えたとき、施設Bの利用時間のほうが、わが家には合っていました。
息子が成長した先を想像できた
ろう学校の教室を見せてもらい、今後の姿を少しイメージできたことも、選ぶ後押しになりました。
今の息子への支援だけでなく、これから成長していくなかで、どんな人たちとつながれるのか。見学を通して、そんなことにも目が向きました。
療育で学んだことを、家庭で実践していく
療育先は決まりましたが、実際にどんな関わり方を学ぶのか、家で何をしていくのかは、これからです。
両方の施設の先生から聞いた「家庭で実践する」という話は、今も印象に残っています。
通う時間だけでなく、普段の生活のなかでどう関わっていくか。家で出てきた疑問も相談しながら、学んでいきたいと思います。
療育先が決まり、これから申込手続きへ
明日は、施設Bの申込手続きです。
今回、わが家は保育園との連携、家族の生活に合う利用時間、成長した先を想像できる環境を考えて選びました。
まだ通い始めていないので、実際にどうだったかはこれから。また、通ってみて分かったことも記録していこうと思います。

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