仕事中、電話の内容をメモしたいのに紙が見当たらない!
運転中、突然やらないといけない仕事を思い出した!
出先で突然新しいタスクが……忘れないように覚えていられるかな……。
そんな時、wemoが手首に巻いてあれば大丈夫です!
wemoって何?
wemoとはウェアラブルメモという、書いて消せるメモ帳がリストバンドになっているものです。
身につけられるメモですね。
グッドデザイン賞や2018年日本文具大賞機能部門を受賞しています。
忘れっぽい私は仕事中、首から下げている名札にボールペンとメモ帳を少し挟んでいましたが、何かと邪魔だし、首が重い気がしていました。
wemoならメモ帳は手に巻けるし、首から下げるのはペンだけで良いので楽そうです。
意外にも販売元が文具メーカーじゃなかった
何気に販売元を調べていたら、松吉医科器械という企業でした。
医療機器や理化学機器の製造、販売をされているところなんだそうです。
たしかに看護師さんのメモとして宣伝されていただけのことはありますね。
文具界隈で話題になっていたので、てっきりキングジムさんとかなのかと思っていました。
装着感について

私は左利きなので、右手首に巻くとこんな感じになります。
見た感じとてもかっこいいです。
これを装着して仕事をしていると、色々な人に「それは何なのか?」とネタになります。
さらにそれが「忘れ物防止のためのメモ」だと分かると笑いになってとても良いです。
パッチンバンドと同じ装着方法です。
伸ばすと反り返った板のような形状なので、パチンっと手首に打ち当てると自然と巻き付きます。
ちょっと気になる装着感のデメリット
板が結構厚めなので、腕時計みたいに手首に馴染む感じではないです。
私はいつもオーバーサイズのシャツを着ているので長袖でもすっぽり収まりますが、そうじゃない長袖の服だと長袖の上から装着しないと使いにくいように感じました。
元々、看護師さん向けに開発されたような商品のようなので、日々病棟で半袖を着ている看護師さんにはあまり関係のない問題なのかもしれません。
肌寒くなってきたら袖の上に巻くのが正解なのかな……?と考えています。
冬になって上着などを着るようになると、上着の脱ぎ着の時に勢いでwemoが飛んでいきそうなのがちょっと心配ですが。
ボールペンの選定がとても大切
私は購入してすぐ「油性インクならなんでも消えるっしょ」と思い、いきなり油性ペンで書きました。
きれいに消えませんでした。
おすすめはジムノック0.7mm
公式ページをチェックするとwemoできれいに消えるボールペンが紹介されています。
- ゼブラ:ジムノック、ジムノックUK
- 三菱鉛筆:Very楽ノック、パワータンクスタンダード
- パイロット:スーパーグリップG、レックスグリップ
- コクヨ:パワーフィット
- ぺんてる:フィール、.e-ボール
この中でもジムノックの0.7mmは推奨されているのでそれで書いてみると気持ちよく書ける上、消しゴムで気持ちよく消えてくれました。
推奨ボールペンでも長く放置すると消えにくくなってしまう恐れがあるそうです。
痕が残ってしまった場合は24時間以内に70%以上のアルコール綿で拭き取るのが良いそうです。
人気のジェットストリームはwemoにはおすすめされていない
書き心地の良さと乾きの良さで見ない日はないくらい普及している三菱鉛筆のジェットストリームですが、おすすめされていません。
ゼブラのスラリとパイロットのアクロボールも同じく推奨されていません。
そんな親切な注意書きも公式ページに書いてあります。

そんな注意書きを読む前にジェットストリームで書いてしまいました。

うっすら残りましたね。
24時間以上経過してしまったので、アルコールで拭いても消えませんでしたが、まぁ、仕方なし!
キレイに書くことは期待しないほうがいいかも
購入当初は「wemoに今日のtodoを書いて、ひとつ完了するごとにチェックして……」と考えていましたが、今はこんな感じです。

私の筆圧とジムノック0.7mmの相性が良くないのかもしれませんが、力を入れて書くとうまく書けません。
走り書きみたいにサラサラっと書くと、ぬるぬるっとインクが乗って、気持ち良い書き味です。
本当に手の甲に書いていたメモがwemoに移行した感じです。
きっときれいに描ける人もいるのだと思いますが、私は無理でした。
でもそれでも構わないって思えるくらい使い勝手がいいです。
手首にメモ帳があるって便利です。
wemo専用ペンが発売されているらしい
私は仕事中は名札を首から下げているので、そのストラップにジムノックボールペンを引っ掛けています。
そのため、屋外でwemoに書くときもペンには不自由しません。
が、この度wemo専用のボールペンが発売されたようです。
その名もwemoペン。お値段税抜き385円。
ペンの長さはリストバンド型wemoの幅と同じくらいの長さで、wemoに挟んで持ち運べます。
wemoから外すと芯が出て書くことができ、またwemoに挟むと自動的に芯が戻るそうです。すごい!
これならジムノックが見当たらなくてうっかりジェットストリームで書いてしまうこともないし、安心ですね。
以上、wemoの紹介でした。
数年前から知っていたにも関わらず「本当に必要かな……」なんて思って買うのを躊躇っていましたが、結果、買って良かったです!
wemoペンを使うことで、日常でもwemoが使いやすくなるかもな……なんて思っています。
あとは……冬の装着方法ですね。
おすすめの装着方法をご存知の方は教えてください!
コメント